不動産でも、キャンピングカーでもない
「トレーラーハウス」という選択肢
トレーラーハウスとは構造物がシャーシーといわれるフレームに乗っているもので、車で牽引して移動できる物です。
自走できるキャンピングカーに対し、トレーラーハウスは牽引しなければ動きません。
また、建築許可が必要な不動産に対してトレーラーハウスは移動できる可動産になります。
キャンピングカーとの違い
トレーラーハウスの条件として次のいずれにも該当しないことが必要です。
1. トレーラーハウスの移動に支障となる階段、ポーチ・ベランダ・柵等がないこと
2. 給排水・ガス・電気・電話・冷暖房の為設備配線配管等をトレーラーハウスに接続する方式が 脱着式(工具を要さずに取り外すことが可能な方式)であること
3. その他トレーラーハウスの規模(床面積・高さ・階数等)・形態・設置状況から随時且つ任意 に移動できること
※設置時点では建築物に外用しない場合であってもその後の維持管理の結果として次のいずれかに該当しなくなった場合にはその時点から建築物として扱うことがある。
設置・移動について
上記条件をクリアしているトレーラーハウスであれば、特殊車両扱いとなるため、市街化調整区域や建築不可な場所でも原則設置することが可能です
各種ライフラインについて
給排水・ガス・電気・電話・冷暖房の設備配線配管等をトレーラーハウスに接続する方式が脱着式(工具を要さずに取り外すことが可能な方式)であることが必須ですが、それ以外は一般住宅と何ら変わり御座いません。
断熱性・耐震性について
通常の住居のように作られておりますので断熱性は全く問題ございません。
耐震性につきましても、車両として移動しても振動に耐えうるように作られておりますので、ある程度の地震には耐えうると言われております。タイヤが基礎なので縦揺れにも強いです。